こんな症状はありませんか?
「立ち上がるときに膝が痛い」「指の関節が曲がってきた気がする」といった症状は、年齢のせいだと我慢してしまいがちです。
以下のような症状でお悩みの場合は、「変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)」の可能性があります。
- 椅子から立ち上がるときや、歩き始めに膝が痛む
- 階段の昇り降り(特に降りるとき)が辛い
- 指の「第一関節」が腫れて痛む、変形してきた(へバーデン結節)
- 指の「第二関節」が腫れて痛む(ブシャール結節)
- 夕方や、関節を使った後に痛みが強くなる
- 関節を動かすと「ポキポキ」「ミシミシ」と音が鳴る
関節の痛みは、日常生活の質(QOL)を大きく低下させます。「リウマチかもしれない…」と不安を抱えている方も、まずは一度、当院へご相談ください。

変形性関節症とは
関節の骨と骨の間には、クッションの役割を果たす「軟骨」があります。変形性関節症とは、この軟骨が少しずつすり減ることで骨同士が直接こすれ合い、炎症による痛みや、骨の変形を引き起こす病気です。
体重を支える「膝(変形性膝関節症)」や「股関節」のほか、「手指の関節」にもよく見られます。
「関節リウマチ」との違いは?
手指の関節が痛むと「関節リウマチでは?」と心配される方が非常に多いですが、この二つは全く異なる病気です。
関節リウマチが「免疫の異常」によって全身の関節に炎症が起こるのに対し、変形性関節症は主に「物理的な摩耗(すり減り)」が原因です。
また、リウマチは「朝」に手足のこわばりが強く出やすいのに対し、変形性関節症は「関節を使った後(夕方など)」に痛みが強くなる傾向があります。指の場合、リウマチは第二・第三関節に、変形性関節症は第一関節(へバーデン結節)に出やすいという特徴もあります。
変形性関節症の原因
なぜ軟骨がすり減ってしまうの?
変形性関節症の発症には、いくつかの要因が重なっていることが多く、主な原因として以下のものが挙げられます。
加齢(年齢):
長年関節を使い続けることで、徐々に軟骨の水分や弾力が失われ、すり減りやすくなります。
肥満(体重増加):
歩行時、膝には体重の約3倍の負荷がかかると言われています。体重の増加は、膝や股関節の軟骨に大きなダメージを与えます。
筋力の低下:
関節の周りにある筋肉が衰えると、関節をしっかりと支えられなくなり、軟骨への負担が集中してしまいます。
女性ホルモンの減少:
更年期以降、女性ホルモン(エストロゲン)が減少することで、関節や軟骨を健康に保つ働きが弱まり、手指や膝の変形性関節症が急増します。
過去のケガや過酷な労働・スポーツ:
過去に靭帯や半月板を損傷したことがある方や、関節に負担のかかる作業を長く続けていた方は、発症リスクが高くなります。
当院での治療方針
当院では、ただ痛み止めを処方するだけでなく、「痛みの原因を見極め、生活全般からサポートする」ことを大切にしています。
1. 丁寧な鑑別診断
「ただの加齢による痛みだと思っていたら、実は関節リウマチだった」というケースは少なくありません。逆に「リウマチだと心配していたら、変形性関節症だった」と安心される方もいらっしゃいます。
当院では、レントゲン検査だけでなく、必要に応じて「関節エコー(超音波)検査」を用いて関節内の炎症状態を詳細に確認し、関節リウマチなど他の疾患が隠れていないかを慎重に判断します。
2. 痛みを和らげる「保存的治療」
変形性関節症の治療は、手術を行わない「保存的治療」が基本となります。
お薬による治療(薬物療法):
痛みの程度に合わせて、内服薬(飲み薬)や外用薬(湿布や塗り薬)を処方し、炎症を抑えます。
関節内注射:
膝の痛みが強い場合には、すり減った軟骨の働きを補い、関節の動きを滑らかにする「ヒアルロン酸注射」などを行い、痛みを和らげる効果が期待できます。
関節が痛む時は、通いやすい当院へご相談ください
変形性関節症は、放置すると歩行が困難になり、要介護状態につながる恐れもあるため、早めのケアが大切です。
当院は、膝や足の関節が痛む方にも安心してご来院いただけるよう、完全バリアフリー設計となっております。また、バス停「北24条東21」から徒歩0分、共用駐車場も60台完備しており、お車でも公共交通機関でも大変通いやすい環境です。
「もしかしてリウマチ?」「膝の痛みをどうにかしたい」とお悩みの方は、どうぞお気軽にご予約ください。